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晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々


      (ぼくは、「もってこい」の学習もするし、
         「家族の癒し」という仕事もあります)

「図書準備室」 田中慎弥 著 を読んだ。

あらすじは…
「父を早く亡くし、母のお金で酒を飲む毎日を送る主人公。
祖父の三回忌で伯母に働くように促され、語りだす過去。
中学時代の教師の戦争中の出来事は、主人公にどのように影響を与えたのか…」

実に不思議な感触の小説だ。
主人公は、いわゆるニートだ。
伯母に「そろそろ働かないの?」と言われ、
働かない理由を語る語る語る。
ものすごく饒舌に語る。
読んでいて、この主人公のことを
「なんだこいつ」「いやなやつ」と思い始める。
そこが作者のうまいところなんだろう。

主人公の饒舌ぶり、読みながら、
「ココリコ田中風」の一気長台詞で読んでみた。
実にしっくりくる。いい感じだ。
つぎに
「チュートリアル徳井風」の“せわしくしゃべる”で読んでみた。
なかなか楽しい。

ああ、芥川賞候補作品で遊んでしまった。


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2007.04.07 / Top↑