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晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々


          (晴れ間は短し走れよワンコ)

「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦 著
を読んだ。

ごめんなさい、感想が下手で…。
最初にあやまっておこう。
なんと言っていいかわからない本なのだ。

あらすじはというと
ただ、京都に住む大学生の主人公が後輩に恋をして、
あの手この手で偶然の出会いを作ってアプローチを試みるというだけ
なんだけど…。
とにかく、おもしろい。
今までにないおもしろさだ。

文体も変わっている。
講談か落語を聞いているような…、
私は、精巧な人形劇を見ているような印象を持った。
または、千と千尋のような…。

今時使わないような言葉がいっぱい出てくる。
「莞爾と笑う」「臍を固める」「やぶさかでない」「面妖なこと」などなど…。
それらの言葉が文体とぴったりとはまって
難しさではなく、おもしろさを醸し出して
今までにない魅力ある文体になっている。

時代考証はどうなっているんだろう?
いつの時代?携帯電話なんかなさそうだ。
「国鉄」とか口走っているような人もいたけど、
彼女が住んでいるのは、マンションで、熱さまシートは、あるらしい。
時代考証なんてどうでもいいのだ。
魅力あるときの魅力ある場所の魅力ある人たちの話。
魅力のないものには、消えてもらおうっていうところかな。
奇想天外なようで、日常のお話。
読んだら、きっとみんなこの彼女と先輩が好きになる。
このブログの読者諸賢、この摩訶不思議な小説、ぜひご一読あれ。


(ぼく読めへん…)
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2007.04.18 / Top↑