晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

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            (ぼく、出身は、横浜だもん…)

「東京ダモイ 鏑木 蓮 著」を読んだ。

あらすじは…
「シベリア抑留中、残虐な遺体で発見された鴻山中尉。
その第一発見者である高津二等兵が、
58年後、シベリア抑留生活を詠んだ俳句集(手記)を
自費出版しようとする。
その出版社の担当槙野が打ち合わせに高津に会いに行くと、
高津は失踪していた。
高津の家には、舞鶴港でシベリア俘虜収容所の看護婦をしていたロシア人女性殺害の記事の部分が切り抜かれた新聞が残されていた。
高津が句集を出そうとしていた真意は?
シベリアでの殺人と現代の殺人との接点は?
出版社の槙野と上司の晶子が、句集を読みながらその句集に
こめられたなぞを解いていく。」

槙野と晶子が句を読んで
どんどんなぞを解いていくところがおもしろい。
批評では、シベリアの描写がほめられているけど、
私は、その部分を読むのに苦労した。
例えば
ダモイとは帰郷という意味。
そのほか、寒波=マロース、俘虜収容所=ラーゲリ、煙草=マホルカと
最初の1回だけ、ルビがついているんだけど、
2回目からは、マロース、ラーゲリと漢字無しで標記されいる。
私はそのわずかなカタカナが覚えられず、
このままこういう調子だったら、
途中で挫折しそうだと思った。
幸い、それはプロローグだけで
本編に入ってからは、現代の話になりそういう標記はなかった。
よかった、よかった。

この本は、「三年坂 火の夢」と共に
第52回(2006年)江戸川乱歩賞受賞作。
偶然、図書館に別々に予約した「三年坂 火の夢」が一緒にきたので、
次、読もうと思っている。
江戸川乱歩賞、読み比べだ。

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2006.12.10 / Top↑
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