晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

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       (毎日晴れの、いっぱいの愛情)

「雨のち晴れ、ところにより虹」 吉野万理子著 
を読んだ。
どれもいやみのない後味の良い短編集。
どの話も湘南が舞台。
特に鎌倉・逗子・葉山に関しては、
観光案内のように、お勧めのお店まで
詳細が書かれている。
それを読むだけでも、価値があるような小説だ。

私としたことが恋愛物を続けて2冊も読んだ。

「どれくらいの愛情」 白石一文 著

続けて読んだので、
「晴れのち…」の最後の話から
「どれくらい」の最初の話に移るとき、
同じ作者の本を読んでいるような錯覚をした。
でも、確かに「晴れのち…」は女性作者らしい話で、
「どれくらい…」は男性作家の書く恋愛物なのだ。
大人の男性が書く恋愛物という感じ。
今回の直木賞の候補になっていた作品だけど、
書評は、あまりいいことが書かれていなかった。
でも、私は、結構いいと思ったんだけどなあ。

確かに角田さんのように、心に張り付いてくるような
心理描写はないけど、ストーリーテラーとしては
とてもいいのではないかと思った。
「(性描写が強烈でない)中年の男性の恋愛を読みたくなったら、
白石さんだ」と思われる作家になってほしいと思う。
白石さんの特徴は、題名がどれもおもしろい。
率直なつけ方だけど、ありそうでなかった題名のつけ方のような…。

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2007.01.19 / Top↑
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