晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

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      (「フィッシュストーリー」って「ほら話」って意味らしい)

「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎 著
を読んだ。

だいたい本は、「○○日発行」と宣伝が載っていると
その1~2日前には書店にある。
この本は、発売予定日の3日前から
本屋さんへ行って「出てますか?」と聞いて
発売予定日の前日にやっと手に入れたという本だ。
私がここまでする作家は少ない。
伊坂幸太郎は、私にとってはそういう作家だ。

読みたくて読みたくて仕方なかったのに、
図書館の本の洪水でなかなか読めず、
満を持してやっと読めた。

今回は
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」
の4作品の短編集。
伏線の天才、伊坂ワールドが堪能できる作品集だ。
「伊坂作品の名わき役たちが巻き込まれる」というコピーが
帯についている。
読みながら、「これは誰?」「どこかで読んだことのある名前」と
気になって仕方ない。
「オーデュポンの祈り」を読んでからはずいぶん年月がたっている。
忘れている登場人物もいる。
いつか、全部まとめて読んで
登場人物を書き出してみたいなあと思っていた。
すると!!
「いつか」じゃなくて、すでにそういうことを
やっている人がいたんですねえ。
すごい!!
各作品が相関図にしてある!!
伊坂作品のバイブルだ。
この相関図を娘といっしょに見て、また盛り上がった。
「あ、こういう人いたね」「あのとき出てきた人があの人だったんだ!」
また、読み返したくなる。

でも、こういう楽しみは、
伊坂ファンのまた別の楽しみ方だ。
伊坂作品をそれほど読んでいない方にも
巧みなストーリーがすばらしく、
十分楽しめる「フィッシュストーリー」だ。

※伊坂さんの相関図が出ている「無重力ピエロ」というサイトに
悪意の攻撃があり、今閉鎖しています。残念です。(5/12現在)
早く再開できることをお祈りしています。

雑誌「ダビンチ」4月号にも出ています。
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2007.02.22 / Top↑
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