晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

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         (この僕が、ソファに存在することに、文句ある?)

「この本が、世界に存在することに」 角田光代 著
を読んだ。

これは、本好きによる本好きのための本。
心にしみいる、本をめぐる短編集だ。

それぞれの主人公が本を手にするという、そのシーンだけで
「うっ」と感動してしまう。

後書きに横浜出身の角田さんが「有隣堂」の思い出を書いている。
横浜在住の私は、うれしくなった。
横浜で育った子供たちは、成長してから東京の人と知り合って
「お母さん、東京の人は有隣堂知らないんだよ」と驚いて
それぞれが報告してくれた。
うちの子供たちも有隣堂が一番大きな本屋さんだと思って育っていたわけだ。
子供たちが小さいころの
有隣堂の子供の本売り場で一生懸命本を選ぶ子供たちの姿を思い出した。

私はといえば、地方のベストセラーしか置いていないような本屋さんで
読みたいような本はなく、
かといって、今のようにインターネット注文もない時代、
まず、図書館へ行って、「出版年鑑」から
読みたい本をさがし、それらを紙に書き出して
本屋さんへ注文して待つという読書生活だった。
そうして、大学で初めて東京に出てきて
東京の本屋さんを見たときの衝撃と感激は今も忘れない。
今まで自分がチマチマと注文して
読んでいたような本がずらーっと並んでいた。

この本のおかげで、
本にまつわるいろいろな出来事を思い出した。
やっぱり好きだなあ、本。




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2007.03.24 / Top↑
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