晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑

        (ピクニックに行く夢みてるから起こさないで…)

「桜川ピクニック」川端裕人 著
を読んだ。

いろいろな事情で育児をするパパたちの話の短編集。
それぞれの家庭でそれぞれの子育てをするパパたちの心の葛藤が
とてもリアルな連作短編集だ。

登場人物は、奥さんたちがりっぱなキャリアウーマン、
またはお産で入院中、
保育園に通う子どもがいる、
そして「時間がある方がやればいい」と
育児に取り組む父親たちだ。
その父親たちも立派に仕事で活躍している人たちで
けっして窓際族ではない。
それだけに心の葛藤が大きい。
このお父さんたちが感じる心の葛藤は、
普通、子育て中のお母さんたちが感じることと同じだ。
子供は大切、家庭は大切、でも自分の仕事のキャリアは?
そして、社会に取り残されていくような焦燥感。
育児にかかわると男性も女性も感じることは同じなんだとと思った。

女性、男性と分けて言うと怒られるかもしれないけど
やっぱり男性の方が
目が社会に向けられているところがあるような気がする。
その分、ここに登場するお父さんたちは、
自分の周りの世界だけでなく、
社会の状態まで気になるのだ。
それだけに葛藤が大きくて大変そうだ。

おもしろい話、温かい気持ちになる話、
お父さんの子育て奮戦記、それだけではない芯がある。
子育てに関係ない人にも楽しめる1冊だと思う。





関連記事
2007.06.02 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://razumu2004.blog51.fc2.com/tb.php/1924-03297e18
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。