晴読雨読、時々映画。シェルティ・ラズムと暮らす日々

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      (再現フィルム) 
         出演:隣の犬=ラズム 私=本人 ナレーション=私

ラズムを留守番させて、何年か前にいた隣の犬のことを思い出した。

隣のうちが海外へ長期出張に行っている間、
隣は、アメリカ人の新婚さんに家を貸すことにした。
そして、やってきたのは、
体格のいいアメリカ人のご主人と日本人の奥さんと超大型犬!
犬は、まだ1歳だけど、体重は60キロ、とても訓練されているということだった。
来たばっかりのとき、その犬(名前はZ)は
確かにしっかり訓練されていたのだろう、
ワンともクンとも言わず、いるのかいないのかわからないほどだった。

しかし、その後、悲劇が起こった。
その新婚さん、来てすぐ、犬を残して、長期新婚旅行に行ってしまった。
犬小屋の前には自動給餌機、友達が散歩と餌の補充に
くるということだった。
ところがその友達がぜんぜん来ない。
2日3日とおとなしかったZが
1週間で豹変してしまった。
吠えるまくる、吠えまくる。狂ってしまったのだ。
うちのはるか遠くまで出かけてもZの声が聞こえてきた。
大型犬だから、吠えると声がまさに獣の雄叫び。
裏の幼稚園は結構、離れているのに、
子供たちが恐がって幼稚園に来られないという苦情まであったそうだ。
近所の不満も爆発したけど、苦情の行き先がない。



私は当時犬を飼っていなかったので、
犬のことは何も知らなかった。
その犬について調べてみた。
日本では見ないけど、アメリカではポピュラーな犬で
解説には「牛をも一撃で倒すことができる」と書いてあった。ゾッ!
ところが、そのZ、私にはとーってもなついてくれた。
あんまりかわいそうなので、ときどきおやつをあげたりしていたからだ。

あまりの事態に留守宅の管理会社が
奥さんの実家に連絡をし、奥さんの実家の人がやってきた。
私になついているからと、Zの小屋を我が家ににぴったりくっつけ
狭いところに押し付けてきた。(お詫びもお礼もなんにもなく)
大きなZの居場所はますます狭くなって、
身動きもできないくらいになってしまった。
その日から、私とZとの仲が一段と深まった。
狂って吠えていても、私が注意して首を抱いてあげると
じっと吠えるのを我慢していた。



とうとう新婚さんが帰ってきて、あまりの事態に驚いていた。
Zは、吠えるのを防止する電気器具をつけたり、
口輪をつけられたりしていた。でも治らなかった。
隣の人が帰ってきてからも、
私が会社に行こうとすると
Zは、リードを振り切って、
駅に行く途中までついてきたことがある。
「だめ、ホーム!ちがった、ハウス!」
どんなに言っても帰らない。犬だけで帰すのも危ないし、
遅刻しそうなのに、Zを連れ戻して、となりの家につないだ。

Zが私に飛びつくのをみて、隣のご主人が驚いてやめさせようとした。
でも私は
「Don't worry,we are firends!」と言って、
日本語で「おすわり・お手」と言うとZはきちんとお手をした。
それをみてご主人は、「OH!」


(これは、再現写真です。実際の写真とは異なります)

その後しばらくして、隣の人たちは、アメリカへ帰ってしまった。
Zの吠え癖はなおらないままだったけど、
アメリカの広いところで幸せにしているだろう。
長い間、もしも「さんまと玉緒のあんたの夢かなえたろか」が
インタビューにきたら、
私は「となりの犬にあいたい」って言おうと思っていた。

その夢も、ラズムがきて思わなくなった。
ラズムを留守番させているとき
「Zみたいになったら、どうしよう」と思って、
Zのことを思い出した。
なつかしいなあ、今は、元気にしてるんだろうなあ、きっと。
ラズムと会わせてみたいなあ。
大きさはラズムの縦横2倍はあったよ。




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2007.07.26 / Top↑
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